今年の夏は、いろいろありましたが時間とともに過去のことになりつつあります。季節は、すっかり秋です。
下の写真は、我が家からの夕景です。まず、高度が低く、影になっている暗い雲が前景にあり、その向こうに秋らしい羊雲が広がっています。青味が残った空は空気が冷たく澄んでいることを示しています。レンズを広角側にしているのであまり目立ちませんが、左下に太陽の光を反射してマンションが金色に輝いているのが印象的です。
場所は都会ですが、なぜか子供の頃に田舎で見ていたような懐かしい風景に思えてなりません。
夏山に行く前にデジタルの一眼レフを購入しましたので、そのカメラを持って、いろんなところを巡っています。この秋は、紅葉の写真をたくさん撮る予定にしています。最近、竹内まりやのニューアルバム「Expression」を買いましたが、好きな曲の「人生の扉」の2番の歌詞に次のようなフレーズがあります。「満開の桜や色づく山の紅葉(もみじ)を、この先いったい何度、見ることになるのだろう」。私も、そろそろ五十路。人生の半分以上は生きてきましたが、まだまだ豊かな心を持つに至っていません。感動を求めて旅に出かけたい衝動に駆られています。
(2008.10.19)
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