すでに緊急報告(過去のTopページの紹介分(2008.8.17〜2008.8.24))を見られた方はご存じでしょうが、家族で行った北アルプスで持病の高地性肺水腫を発症してしまいました。8月11日、槍ヶ岳(3180m)に登頂後、槍沢ロッヂに宿泊しましたが、その夜から咳が激しくなり、オレンジ色の水っぽい痰が次々と出てきて体を横にすることができませんでした。呼吸困難な状態になり、翌朝、救助要請を小屋から出してもらいました。
検査の結果、右肺には水が大量に溜まっており、肺でのガス交換ができなくなっていました。レントゲンやCTで肺が真白でした。ただ、かろうじて片肺が機能していたのが幸いでした。波田総合病院という松本市郊外の設備の整った病院に収容されました。現在、肺から水は引いていますが、時折、咳きこむことがあります。
民間のヘリで救出されました。その支払いも終わり、ようやく落ちついているところです。この顛末については(旅日記)の中で反省を込めてまとめています。
(2008.8.24)
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