一日目

 早朝(5:10)にケアンズ空港に到着。時差は日本と1時間違うだけである。しかし、食べすぎで体が重い。また、機内ではやはり興奮しているせいか、あまり眠れなかった。ケアンズ空港での入国検査は家族まとめて行ったが、せっかくの機会なので、一人ひとり、質問される経験をしたかったところである。
 ケアンズ空港の入国の時に、小さな犬が一人一人と荷物を順番に嗅いで検査しており、この時は少し緊張した。現地のツアーコンダクターが小型バスでホテルまで連れて行ってくれた。そこで注意事項や追加のツアーについての説明があり、当初計画していなかったものへの参加をそこで決めた。当初、初日にグリーン島観光の予定であったが、この日はキュランダ観光に変更し、二日目はグリーン島とグレートバリアリーフでのシュノーケリングを追加してもらった。
 空港についたときに降っていた雨はあがり、天気がよくなってきた。南半球は日本と違い季節は夏で少し雨季でもあるが、この旅行を通して雨はなく、とてもラッキーであった。
 最初の観光地のキュランダへはバロン渓谷の中を登っていく高原鉄道に乗って行った。この鉄道はTVの「世界の車窓から」で10年間オープニングで使われていたということである。まさに車窓から素晴らしい景色を眺めることができた。終点のキュランダ駅には2時間ほどで着いた。ここから日本人の女性ガイドと別れ、しばらく散策して昼食をとった。ジャーマンソーセージを使ったホットドッグ屋さんに入って注文した。観光案内所で日本語のパンフレットを見つけ、蝶々園に行ってみた。ここでは幸福を呼ぶユリシスと呼ばれる蝶がたくさん飛んでいた。この蝶を見ると幸福になるが、2度見るとそれがキャンセルされるということである。私たちは数えくれないくらい見たので、幸福になるのかどうかわかない状態である。
 その後、世界遺産になっている熱帯雨林を散策することにしたが、今年はクイーンズランド州は大雨で、州都のブリスベンでは洪水に見舞われている。そのため、途中の川が増水しており、そこから先に行くことができなかった。

世界の車窓から(キュランダ高原鉄道:You tube)


宿泊したホテル(ホリデイ・イン)

客車を牽引する機関車

最後尾の客車に乗ることになった

少し緊張気味?

終点のキュランダ駅(歴史遺産になっている)

昼食はホットドッグ屋さん。なんとか注文し、ここで初めてオーストラリアドルを使う。

キュランダ観光案内所

ユリシス(幸福を呼び蝶)

派手な観光バス、キュランダ高原鉄道が描いてある

アボリジニの人が笛を吹いていました。地響きのような音です。

熱帯雨林の散策道


せっかくここまで来たのに、これ以上進めない。

ロープウェイ(スカイレール)も山麓からつながっている


 キュランダ観光を終え、ケアンズに戻ってきた。朝食は節約のために自分たちで用意することにした。そこで街のスーパーマーケット(Wool worths)に出掛け、パンやお菓子類を買い込んだ。レジでは、日本のようにレジ係りの人が対応してくれないので少し戸惑ったが何とか買い込むことができた。これも経験。物価は円高にもかかわらず日本に比べて割高の印象であった。
 海岸では泳ぐことができないが、港近くにラグーンプールがあり、無料で利用できるようになっている。三日目の午前中に時間があったので子どもたちは、このプールで楽しんでいた。ディナーはとくに考えていなかったが、ツアーコンダクターに紹介してもらったレストランを予約してもらい、オージービーフのステーキを食べた。飲み物はワインとビールを注文し、デザートも豪華でけっこうお腹いっぱいになった。
 その後、ホテルに戻る途中にナイトマーケットに寄り、いろんな土産物を見て回った。修学旅行のような気分だ。フードコートもあったが、さすがにもう食べる気にはならなかった。もし、今度来ることがあれば、こういったところで食事するのも手かもしれない。中華料理、麺類、おにぎりのようなものもあった。15ドルもあれば、食べきれないだろう。


Wool Worths(スーパーのチェーン)

無料のプール(ラグーンプール)

Victoria beer(VB)はけっこう気に入った

ステーキ肉と大きなエビ

これで一人分のデザート

エスプラネード通りにはお洒落なお店がいっぱい

ナイトマーケット(実際にはもっと混んでいる)

メカニックなオモチャが並んでいた

 

次の写真(2日目:グリーン島とグレートバリアリーフ)に行く

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