紅葉（名所編）

2008年11月9日

京都の大原にある寂光院と三千院を訪れました。紅葉には少し早かったのですが、なかなかよかったです。

最初は寂光院。大原は京都市内を抜けてかなり山奥に入っていきます。自宅から車で1時間半くらいかかりました。ここは建礼門院徳子が晩年過ごしたところです。平清盛の娘で、高倉天皇に嫁ぎ、安徳天皇をもうけましたが、源氏に追い詰められ壇ノ浦で入水しました。安徳天皇は短い一生を終えましたが、母親の徳子は源氏に助けられ、京都に送られました。人里離れた大原に隠匿し、亡き平家と安徳天皇の菩提を弔って余生を終えています。以来、尼寺として続いてきましたが、平成に入って火事により本堂が焼失しました。現在の本堂は再建されたものです。

次は、三千院。ここは「京都〜♪　大原、三千院　恋に疲れた女が一人〜♪」
デューク・エイセスの歌を思い出します。寂光院から歩いて20分くらいで着きました。ここも紅葉の名所で、紅葉まつりが11月23日から始まるようです。ただでさえ、大勢の人が来ていましたが、そのシーズンになると、もっと人が増えるのでしょうね。でも、紅葉真っ盛りの時も、きっと素晴らしいに違いないでしょう。また行きたいですが、遠いのが難点です。

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