日目

 昨夜はゆっくり眠れたようだ。朝日が昇り始めているので、ホテルから外を見ると、豪華客船が港に入ろうとしていた。マンションくらいの巨大なものであった。この日は午後からツアーに参加するので、午前中はようやくわかり始めたケアンズの街を各自が楽しんだ。子供たちはラグーンプールで泳いでいた。
 昼食は、マクドに行った。てっきり日本と同じような感じだと思っていたが、バリューセットがない。セットではなくミールということが後でわかった。注文するときに一生懸命説明したが、どうも通じなかったようだ。店員さんはセットが理解できなかったようで、後ろに長い列ができて焦った。たぶん周りの人は「この野郎」と思っていたに違いない。結局、単品で頼んだが、味は日本と変わらなかった。


ホテルはオーシャンビューの部屋であった。朝日がとてもきれいであった。

公園にはバーベキューができる設備が用意されている。(ワンコイン)

今朝着いた豪華客船を観に行った。

とてもきれいな街並み

昼食はマクドナルドに

バリューセットがない・・・

ようやく注文完了。

 午後は、どきどき夜行性動物ツアーというのに申し込んでいた。これもなかなか中身の濃いものであった。ツアーガイドの面白い説明が子供たちも気に入ったようだ。この日はワゴン車で300kmくらい移動しただろうか。まず巨大なアリ塚が乱立しているところに行って、アリを食べてみた。便秘によいとのことであり、勧められたが何か土の味がした。
 その後、ロックワラビー(カンガルーの仲間)が野生しているところに行って餌付けをした。とてもかわいい動物で大人も子供もお喜び。さらに野鳥観察、不思議な樹木を見学した後、カモノハシが生息している川に向かった。夕暮れ時でとても静かな場所であった。ツアー客皆でそーっと川べりに立って探していると、水の中から体を出しては、すぐに水に沈むカモノハシを見ることができた。
 最後は、近くの農家の一部を改造した屋根のあるところで夕食を食べた。牛肉、カンガルーの肉、ワニの肉をツアーガイドの人が調理してくれて食べることができた。バケツの中に紅茶の葉に入れて、お湯を注いだ後、バケツをぐるぐる振り回し、紅茶の葉を底に沈めて上澄みをマグカップに注いてくれた。これがオーストラリア式の紅茶の飲み方だそうだ。そこから、LEDのライトを持って、樹木帯の中を探検した。なかなか最後まで面白かった。
 帰りのワゴン車に乗る前に、星空を皆で眺めた。残念ながら満月近くで、所々雲に覆われていたが、冬の大三角形を確認することができた(シリウス、プロキオン、ベテルギウス)。面白いことに日本で見るのと高度や角度が全然違っており、さすが南半球である。日本ではなかなか見られないカノープスも高い位置で確認できた。残念ながら南十字星はわからなかった。月明かりも邪魔していたかもしれない。南の島で南十字星を眺めるのは夢である。いつか実現したい。


巨大なアリ塚の前で記念撮影

餌を持って与えると、どこからともなくたくさん集まってきた。

とってもかわいい動物

お母さんの袋の中に赤ちゃんがいた。

熱帯雨林から、少し乾燥した地帯になっている。向こうの山は火山とのこと。

家族で記念撮影

ここから湖にいた野鳥を観測

写真真ん中少し上の黒いものはカモノハシ

夕食は農家の一室を借りた場所で

牛肉、カンガルー肉、ワニの肉(白色)

カモノハシのぬいぐるみを持って記念撮影

オーストラリア式紅茶の飲み方(遠心力で葉を沈める)

餌を食べに夜行性の動物が寄ってきた。


どきどき夜行動物ツアー(You tubeから)

 

次の写真(帰国日)に行く

戻る